2022 Fiscal Year Research-status Report
AYA世代の精神的不調早期の病態層別化研究:脳波特徴による検討
Project/Area Number |
22K15744
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
多田 真理子 東京大学, 相談支援研究開発センター, 講師 (70758193)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 思春期 / 脳波 / 聴覚関連電位 |
Outline of Annual Research Achievements |
思春期から若年成人期(adolescent and young adult: AYA世代)の精神的不調を対象とした疾患横断的な臨床研究の体制を整えた。これまでの研究で、不安や緊張といった非特異的症状と後のQOLの関連を見出しており、これに基づき、リクルート体制においても治療や支援の場における安心を主題とした心理プログラムを実装した。13歳から30歳までの精神的不調で精神科を受診して5年以内の患者と年齢、性別をそろえた健常対象者を対象とし、聴覚関連電位脳波の計測と臨床症状、認知機能(BACS-J)、社会機能の評価を行った。脳波計測は、先行研究で確立した課題によりMMNとASSRを取得し、解析した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の計画通り、本年度、思春期から若年成人期(adolescent and young adult: AYA世代)の精神疾患患者を対象とした脳波計測を行うためのリクルート体制を整備し、聴覚課題を用いた脳波計測を行った。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き、聴覚課題を用いた脳波計測を行い、MMNやASSRを解析し、臨床症状、認知機能(BACS-J)、社会機能などの予後との関連を調べる予定である。
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Causes of Carryover |
研究参加者のリクルートにおいて病院における感染対策を遵守し、見込みより遅延が生じたことがあり、次年度以後、リクルートを加速して行う予定である。
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Research Products
(1 results)