2022 Fiscal Year Research-status Report
脳に良い親の養育態度とは何か?ー自閉スペクトラム症児のマルチモダル神経画像研究ー
Project/Area Number |
22K15788
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Research Institution | Yamaguchi University |
Principal Investigator |
原田 健一郎 山口大学, 医学部附属病院, 助教 (50761011)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 自閉スペクトラム症 / 養育態度 / 近赤外線光トポグラフィー / 頭部MRI |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度は、前年度に引き続き新型コロナウイルス感染症が拡大している状況であったため、被験者のリクルートを行うことができなかった。 研究を進められない間は、研究グループ内で定期的に協議を行い、研究計画の内容をさらにブラッシュアップした。山口大学医学部附属病院精神科神経科の児童思春期専門外来に通院中の患児のうち、DSM-5の自閉スペクトラム症(以下、ASD)の診断基準を満たす患児をピックアップしているが、ASDの診断告知や研究内容について十分に理解できる症例の参加が望ましいと考え、対象年齢は中学生以上に引き上げた方が良いと判断した。それに伴い、当科児童思春期専門外来だけでは当初の目標の被験者数が十分には集められないと考えられたため、当院小児科や近隣の精神科・小児科クリニックに通院しているASD児にも研究に協力いただくことを検討している。 合わせて、被験者リクルートが可能となった際にスムーズに進められるように、あらかじめ研究に必要な物品(質問紙やファイルなど)を購入したり、実際にリクルートを進める場合の流れをシミュレーションしたりした。また、日本精神神経学会や日本児童青年精神医学会などの学術集会への参加を通して、児童思春期精神医学に関する発表や報告を聞き、さらなる知見を深めた。 2023年度に入り、新型コロナウイルス感染症に関する状況が好転したら、速やかに被験者のリクルートを進めていきたいと考えている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症が拡大している状況であったため、被験者のリクルートを行うことができなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
ASDの診断告知や研究内容について十分に理解できる症例の参加が望ましいと考え、対象年齢は中学生以上に引き上げた方が良いと判断した。それに伴い、当科児童思春期専門外来だけでは当初の目標の被験者数が十分には集められないと考えられたため、当院小児科や近隣の精神科・小児科クリニックに通院しているASD児にも研究に協力いただくことを検討している。 2023年度に入り、新型コロナウイルス感染症に関する状況が好転したら、速やかに被験者のリクルートを進めていきたいと考えている。
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Causes of Carryover |
2022年度は被験者のリクルートが行えなかったため、MRIや近赤外光トポグラフィーなどの検査や、被験者への謝礼金などが発生しなかった。2023年度にリクルートを開始した場合、前述の費用にあてるため。
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