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2022 Fiscal Year Research-status Report

頸部貼付型超音波を用いた心房細動アブレーション中の潜因性脳塞栓の発生機序の解明

Research Project

Project/Area Number 22K16085
Research InstitutionJikei University School of Medicine

Principal Investigator

徳田 道史  東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (70534535)

Project Period (FY) 2022-04-01 – 2025-03-31
Keywords頸動脈超音波検査 / 心房細動 / カテーテルアブレーション
Outline of Annual Research Achievements

心房細動に対して高周波カテーテル、クライオバルーン、ホットバルーン、レーザーバルーンアブレーションを施行する患者において、頸部超音波栓子検出装置にてリアルタイムに頸動脈をモニタリングし、術後頭部MRIを施行し、塞栓子の発生数や無症候性脳塞栓の有無を検討する研究である。本研究は無症候性脳塞栓が術中どのタイミングで発生するのか、各デバイスで異なるのかを明らかにすることを目的とする。
本研究には頸部超音波装置が必須であるが、研究計画時点で使用予定であった当院神経内科が所有する超音波装置が他の研究との関係で安定的に使用することができず、新たに循環器内科で購入をすることとなった。COVIDのパンデミックや国際的な半導体不足の影響で、頸動脈超音波検査の機械の納入が延期されていたため研究に遅れが生じた。
現在 40例程度で頸動脈エコーを心房細動アブレーチョン中に施行している。当初の症例では頚部での固定の問題から検査精度が悪く、当院において同検査により精通した脳神経内科医師らと技術・精度を高めているところである。
今までの結果では心房中隔穿刺直後、左房造影後、カテーテル焼灼中(高周波カテーテル、クライオバルーン、ホットバルーン、レーザーバルーン全てで発生)、カテーテルの入れ替え時などを中心に栓子が頸動脈を通過するところが観察されており、今後症例数が揃い次第、各デバイス間での差異を検討し、順次データを発表していく予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

頸部超音波装置が必須であるが、研究計画時点で使用予定であった当院神経内科が所有する超音波装置が他の研究との関係で使用することができず、新たに循環器内科で購入をすることとなった。新型コロナウイルスや国際的な半導体不足の影響で、頸動脈超音波検査の機械の納入に遅れが生じたため、研究開始が遅れた。現在40例ほどで検査を施行しており、解析はまとまった症例が集まってから行う予定である。

Strategy for Future Research Activity

今後症例を重ねて、高周波カテーテル、クライオバルーン、ホットバルーン、レーザーバルーンでの比較を行う。MRIとの比較も行い、超音波で検出された栓子と実際の脳梗塞との関連も検討する予定である。

Causes of Carryover

本研究では頸部超音波装置が必須であるが、研究計画時点で使用予定であった当院神経内科が所有する超音波装置が他の研究との関係で使用することができず、新たに循環器内科で購入をすることとなった。新型コロナウイルスや国際的な半導体不足の影響で、頸動脈超音波検査の機械の納入に遅れが生じ研究開始が遅れたため、次年度使用額が生じた。

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Published: 2023-12-25  

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