2022 Fiscal Year Research-status Report
RNA motionによる細胞間相互作用の時空間的理解への挑戦
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22K16131
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
加藤 愛巳 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任研究員 (60832045)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 心不全 / RNA motion |
Outline of Annual Research Achievements |
RNA-motionの作成に必要なRNA-seqのデータをとった。具体的には、マウス圧負荷心不全モデルの心筋細胞RNA-seqのデータを、時系列で解析した。2次元上での解析(UMAP)ではあるが、圧負荷開始後、2週後で、1細胞遺伝子発現プロファイルは、大幅に変化し、その後4週後では、圧負荷開始前に近づく結果であった。本圧負荷モデルでは、4週後は、非代償期である。非代償期で、心機能が落ちているにも関わらず、圧負荷2週後より、正常に近いプロファイルであったという結果は、圧負荷4週後の変化が、正常に近い、というよりは、圧負荷2週後の変化が、あまりにも変化が大きいため、相対的に正常に近づいているように見えているのではないか、と考えている。今後更なる解析を進め、UMAPの3次元化を目指すとともに、病態理解も進めていく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
概ね順調に経過しており、必要なデータは揃った。今後は、解析手法の開発を進めていく。
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Strategy for Future Research Activity |
既存のソフトの組み合わせや、一部改良を行い、RNA-seqデータの3次元化、さらには、時間軸のデータも統合し、RNA-motionの確立を目指す。
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