2023 Fiscal Year Research-status Report
in vivoにおけるウイルス感染誘導性膵β細胞脱分化メカニズムの解明
Project/Area Number |
22K16428
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Research Institution | Saga University |
Principal Investigator |
三根 敬一朗 佐賀大学, 医学部, 特任助教 (60883519)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 糖尿病 / 膵β細胞 / ウイルス |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は樹立したレポーターマウスを用いたウイルス感染実験を行い、膵組織の解析をおこなった。ウイルス感染マウスの膵島組織ではグルカゴン陽性細胞が増加していたが、樹立したマウスを用いた解析では増加したグルカゴン陽性細胞は膵β細胞由来である痕跡(Lineage tracing)を認めなかった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
コクサッキーB群ウイルス感染実験を複数の血清型を用いて実施することができ、解析を進めることが出来たため。しかし、当初の仮説と異なり、樹立したレポーターマウスでは増加したグルカゴン陽性細胞は膵β細胞由来である痕跡(Lineage tracing)を認めなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
これまでは異なる血清型のCoxBウイルスを用いて実験をおこなっていたので、異なる株も用いて感染実験を行う。ウイルス感染マウスから膵島組織を単離し、遺伝子発現解析などによってウイルス感染と膵β細胞脱分化の関連を詳細に解析する。
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Causes of Carryover |
少額の調整ができなかったため。今年度の物品費として使用する。
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Research Products
(7 results)