2022 Fiscal Year Research-status Report
Risk of COVID-19 Exacerbation in Novel Experimental Model of Chronic Aspiration Pneumonia
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22K16454
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Research Institution | Jikei University School of Medicine |
Principal Investigator |
増田 隆洋 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (40649092)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 新型コロナウィルス / SARS-CoV-2 / 誤嚥性肺炎 / ACE2受容体 |
Outline of Annual Research Achievements |
SARS-CoV-2はACE2受容体を介して体内に侵入する。高齢者にみられる不顕性誤嚥は、慢性刺激で肺細胞膜上のACE2発現を増加させることでCOVID-19重症化リスクになると疑われているが、ヒトの病態を模した慢性誤嚥性肺炎モデルはこれまでない。申請者はラットの慢性胃食道逆流症(GERD)モデルを長期間生存させると高率に慢性誤嚥をきたすことを発見し、そのまま慢性誤嚥性肺炎モデルとしても活用できると考えた。本研究では、慢性誤嚥性肺炎は肺組織中のACE2発現を増加させCOVID-19重症化のリスク因子となり得るか?について、慢性誤嚥性肺炎モデルの検体を用いてACE2の発現を免疫染色により確認し、マイクロアレイ解析によりACE2の遺伝子発現変化を評価する。今年度は実験倫理審査と実験準備を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
実験環境を整理することに予定以上に時間がかかってしまったため。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度は慢性誤嚥性肺炎モデルの確立を目標とし、2024年度にモデルを用いてACE2発現の変化を評価する。
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Causes of Carryover |
実験環境の整備に当初の予定以上に時間がかかったため。
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