2022 Fiscal Year Research-status Report
肺間葉系幹細胞を介した肺線維化メカニズムの解明:新たな治療アプローチの開発
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22K16608
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Research Institution | Kindai University |
Principal Investigator |
辻本 宜敏 近畿大学, 大学病院, 助教 (70783083)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 細胞障害性 |
Outline of Annual Research Achievements |
肺線維症モデルの作成に用いるブレオマイシン、リポポリサッカライドによる肺間葉系幹細胞への細胞障害性の検討のためにLDHアッセイを予定した。動物愛護の観点より、その前段階として細胞株を用いた条件設定を行っているが、期待される結果が得られていないためブレオマイシン以外にも低酸素負荷や高濃度酸素負荷、AGEの負荷など様々な条件を変更し検討を継続中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
近年の新型コロナウイルス感染症の流行における診療業務負担の増加、ならびに所属部署において退職者が出たことにより、学術研究から臨床業務へエフォートを割かざるを得ない状況となったため。
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Strategy for Future Research Activity |
新型コロナウイルス感染症の流行状況、所属部署の人員の問題は改善に向かっており、研究の進捗は遅れてはいるものの計画内容に変更なく遂行する予定である。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症の流行等により、臨床業務にエフォートを割かざるを得なかったため、本研究を遂行することが困難であった。未執行額は、次年度の試薬購入に充てる予定である。
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