2023 Fiscal Year Research-status Report
化学療法感受性規定因子SLFN11制御による膠芽腫新規治療法の開発
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22K16679
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
塚本 佳広 新潟大学, 医歯学総合病院, 助教 (90648891)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | SLFN11 / Glioblastoma / operation |
Outline of Annual Research Achievements |
1)SLFN11 細胞株の樹立:SLFN11陽性細胞株の樹立とその安定性の検証は昨年度に行った。また当施設でのGlioblastomaの症例から樹立した細胞株をリスト化し、SLFN11陽性細胞株の検索を行っている。2)Drug screening実験系の樹立:ところである。同時に薬剤ライブラリを昨年度に購入した。安定細胞株の樹立と、スクリーニングに耐えられる細胞株を摘出腫瘍から樹立された細胞株から選定を行っている。3)SLFN11発現とGBMの予後、治療効果の検討:今後SLFN11発現と予後の検討を行うべく、2022年〜2024年前半のGBM摘出症例の臨床経過のデータベース化を行っている。今後はSLFN11の免疫染色を行っていく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
GBM摘出組織からのGBM安定細胞株の樹立に時間を要しており、有効なスクリーニングの開始に至っていない。
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Strategy for Future Research Activity |
現状で当研究施設で既に樹立した細胞株を用いてSLFN11の高発現細胞株の検索を行う。また、Crisper/CAS9を用いてSLFN11の遺伝子導入を進めて、スクリーニングに耐えうる安定細胞核の検索を進めていく。
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Causes of Carryover |
マウスの実験系に遅れが生じており、もともと請求したマウス実験費用が次年度使用となった。
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