• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2022 Fiscal Year Annual Research Report

気管狭窄におけるマクロファージの役割とそのメカニズムの解明

Research Project

Project/Area Number 22K16918
Research InstitutionKitasato University

Principal Investigator

木村 朱里  北里大学, 医学部, 助教 (40623137)

Project Period (FY) 2022-04-01 – 2023-03-31
Keywords気管狭窄 / マクロファージ
Outline of Annual Research Achievements

創傷治癒反応において、マクロファージは炎症初期には炎症促進的に、後期には抗炎症的に作用し、反応を収束させると考えられている。 本研究では、先行研究において作成した気管狭窄モデルを使用し、気管狭窄とマクロファージの関連について実験を進めている。モデルはマウスで作成しており、電気メスにて気管前壁の焼灼を行ったのち、7日後に瘢痕形成を確認している。またあらかじめ気管切開をおくことで気道を確保し、処置後生存可能としている。
これまでに、気管熱傷後の気管内マクロファージの局在・経時変化の評価のため、焼灼7日後の気管において、Mφマーカー(Iba1抗体)を用いて免疫組織学染色を行い、局在を評価した。また同モデルにおいてMasson-Trichrome染色、抗Vimentin抗体,抗α-SMA抗体を用いて線維化を評価している。今後は、M1表面マーカー(CD68)、M2表面マーカー(CD163,CD204)抗体を用いて、M1,M2の経時的な定量評価を行う予定である。
最終的には気管狭窄におけるMφの極性化による組織の線維化機構、そしてMφにおける細胞外シグナル調節キナーゼ(ERK)の役割との関連の解明を目指す。

URL: 

Published: 2023-12-25  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi