2022 Fiscal Year Research-status Report
睡眠時ブラキシズムのデータベース構築および疾患構造の解明
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22K17144
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Research Institution | Showa University |
Principal Investigator |
小原 大宜 昭和大学, 歯学部, 助教 (80909515)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 睡眠時ブラキシズム |
Outline of Annual Research Achievements |
研究概要は,①簡易型PSG検査装置 (Sleep Profiler,パシフィックメディコ, 申請物品) もしくはウェアラブル筋電計 (株式会社ジーシー) を用いた睡眠検査を自宅にて2夜実施し,咬筋筋活動データを取得する.②それぞれのデータは,学内のコンピュータよりUMIN INDICE cloud上へ登録を行う.③構築されたデータベースからデータを引き出し,SB疾患構造の解明に取り組む.多変量解析および共分散構造分析を用いる予定である.これらの研究計画から、1)SBデータベースを構築して相互関連性を加味して疾患構造を解明する.2)SBにおける将来の新たな治療法と診断法の模索をすることである. 被験者は昭和大学歯科病院の来院患者・教職員とし,研究参加の同意が得られた対象者(Eichner A1-B2: 咬合支持域が2箇所以上残存)に対し,アンケート調査・問診・口腔内診査を実施して臨床データを取得する.さらに,簡易型PSG検査装置 (Sleep Profiler,パシフィックメディコ, 申請物品) もしくはウェアラブル筋電計 (株式会社ジーシー) を用いた睡眠検査を自宅にて2夜実施し,咬筋筋活動データを取得する.筋電図の評価は,最大噛み締め (MVC) の10%MVC 以上のSB イベント数 (もしくは自動解析によるSB関連筋活動イベント数) を算出する.それぞれのデータは,学内のコンピュータよりUMIN INDICE cloud 上へ登録を行う予定であり,現在被験者収集中である.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナのため研究計画の見直しを再度おこない,被験者の収集を開始している.
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Strategy for Future Research Activity |
被験者の収集を継続し,データベースの構築を進めていく.
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Causes of Carryover |
コロナの影響で,被験者の収集が滞ったため,次年度の被験者収集及び研究成果の発表に使用する予定である.
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