2022 Fiscal Year Research-status Report
免疫チェックポイント阻害薬の治療効果に影響を及ぼす口腔内常在細菌叢の解明
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22K17167
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Research Institution | Tokyo Dental College |
Principal Investigator |
佐竹 杏奈 東京歯科大学, 歯学部, レジデント (40791124)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 免役チェックポイント阻害薬 / 口腔内細菌叢 / 次世代シークエンス解析 / 口腔がん |
Outline of Annual Research Achievements |
口腔がんの再発をきたした方、または、がんが他の場所にも広がっている方に使用される抗がん剤の免疫チェックポイント阻害薬(ニボルマブ:オプジーボ ® 、ペムブロリズマブ:キイトルーダ ® )は、腸内細菌の集まりが治療効果に影響を及ぼしていると報告があるほか、細菌の集まりはがんを含め様々な疾患に関連するといわれている。そこで口腔内細菌をコントロールすることでより一層、腫瘍を抑制する効果があると考え、どの細菌の集まりが抗がん剤の効果に影響を及ぼすかを解析研究である。検体採取を始めたばかりのためまだ解析に至っていない。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
倫理審査に時間を要し研究の開始が遅延した。 舌に付着した細菌のぬぐい取りを行うためのスワブがディープフリーザ―での温度帯に耐えられず、スワブの選定に苦慮したことと、研究対象となる患者が来院されず予定採取検体数に達していないため、解析を行うことができていない。
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Strategy for Future Research Activity |
まずは検体数を集めることが肝要となる。除外診断も設けているがそれを考慮して検体を採取することも検討していく。
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Causes of Carryover |
倫理審査を通過するのに時間を要し、研究に使用する具体的な物品の購入が遅れが生じている。また、検体採取が予定数に達していないため今回の研究に多くの費用がかかる解析を行えていないため、当該年度に使用予定の経費を大幅に下回っている。 当該年度に検体採取が行えていないが、次年度は予定の半数弱の試料採取を予定しているため、それに伴い物品の追加の購入と解析を行うため、支給予定額に達する予定である。
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