2022 Fiscal Year Research-status Report
放射線治療と歯根形成障害の関連性についての幹細胞学的研究
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22K17254
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
山内 恵利佳 (友田恵利佳) 九州大学, 歯学研究院, 助教 (80825349)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 歯根端歯乳頭幹細胞 / 放射線 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的はSCAPにおける放射線障害を分子レベルで解析し、放射線治療による形成障害の一つである歯根の短根化におけるCD24シグナル経路の関与を解明することであるが、2022年6月より産休・育休中のため、研究を中断している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2022年6月より産休・育休中のため、研究中断しているため。
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Strategy for Future Research Activity |
培養した歯根端歯乳頭幹細胞に0, 4, 8, 10, 20, 40, 50 Gy放射線照射後、CD24発現を遺伝子レベルおよびタンパク質レベル、シングルセルレベルで解析を行う。 歯根端歯乳頭幹細胞の象牙芽細胞分化誘導時に放射線照射を行い、象牙質形成能を分化マーカー発現、石灰化基質形成能解析を行う。レトロウィルスを用いたsiRNA導入によりCD24knockdown細胞を作製し、象牙質形成能解析を行う。 放射線照射後の歯根端歯乳頭幹細胞の細胞周期、関連タンパク質の発現解析を行う。 レトロウィルスを用いたsiRNA導入によるCD24knockdown細胞において細胞周期、関連タンパク質発現解析を行う。
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Causes of Carryover |
産休・育休中により研究を中断しているため。
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