2022 Fiscal Year Research-status Report
がん医療均てん化の実現に向けたがん医療の質の格差及び関連要因の解明
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22K17385
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Research Institution | Osaka International Cancer Institute |
Principal Investigator |
馬 超辰 地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪国際がんセンター(研究所), その他部局等, がん対策センター・疫学統計部 生物統計職 (60838655)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | がんの医療の質 / 地域格差 / がん罹患・死亡 / 大気汚染 / かん疫学 |
Outline of Annual Research Achievements |
がん医療の均てん化は、がん対策基本法における中心的な施策のひとつであり、がん医療の質の格差を解消することが目的である。がん医療の質の格差は都道府県間と二次医療圏間といった様々なレベルにおいてみられるが、その実態を総合的に評価した研究は乏しい。本研究は、既存統計データを組み合わせて活用し、がん医療の均てん化に関する実証分析を行い、その推進につながる政策立案に資することが目的である。そして、二次医療圏、都道府県といったさまざまなレベルで環境有害物資の曝露とがん罹患・死亡の関連を検証し、医療均てん化との関連があるかを検討する。また、本研究で応用できる大気汚染物質による肺がん死亡の論文を執筆し、Environmental Researchに出版した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
全国がん登録データの申請に関する問い合わせにかかった時間は予想より長い。そして、コンピュータの性能が限られているため、全国における過去30年間大気衛星観測データをダウンロード、処理、可視化できるまでの時間も結構かかる。
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Strategy for Future Research Activity |
全国がん登録データの申請書を提出した。受領でき次第、データ分析を加速化する予定である。次年度、分析結果に基づいて、執筆を行い、国際雑誌に投稿する予定である。全国における過去30年間大気衛星観測データをダウンロードし続け、共著者とコラボし、ダウンロード作業を加速化する予定である。
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Causes of Carryover |
必要な一冊の本は品切れで買えなかった。2023年度に購入する予定である。
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Research Products
(1 results)