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2022 Fiscal Year Research-status Report

肺炎疫学データが肺炎球菌ワクチン接種率と高齢者肺炎の予後に与える影響の調査

Research Project

Project/Area Number 22K17395
Research InstitutionShimane University

Principal Investigator

濱口 愛  島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 助教 (80781591)

Project Period (FY) 2022-04-01 – 2027-03-31
Keywords肺炎球菌 / ワクチン / 高齢者 / PPSV23 / PCV13 / 侵襲性肺炎球菌感染症
Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は当施設で今まで行ってきた肺炎の疫学調査のデータおよびアンケート調査に基づいた肺炎球菌ワクチン接種の普及活動を行った結果、肺炎球菌ワクチンの接種率が改善したか、更に肺炎球菌ワクチン接種が普及したことによって高齢者肺炎の疾病動態に変化が起きたかを調べることである。この目的を達成するため県内5施設の入院肺炎患者の2年分のデータを抽出しデータベース化し、過去に当施設で実施した調査と比較することをまずは行うこととした。2022年12月30日の地点で3施設分、約1000例の肺炎球菌患者のデータベース入力が完了した。残り2施設分についてもデータベース入力を進めておりデータベースが完成し次第データ解析を開始する予定としている。
また過去に当施設で島根県内の医療施設に対して、肺炎球菌ワクチンのアンケート調査を2度行っており、肺炎球菌ワクチン接種の認知度向上がなされていることが明らかとなった。今回、肺炎疫学調査と併せて再度アンケート調査を実施することとした。施設の抽出とアンケートの送付準備は完了しており、アンケートの回収とデータベース化する作業を今後進めていく予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

2022年12月の地点で3施設分、約1000例の肺炎球菌患者のデータベース入力が完了した。本来であれば同時期までにデータベース入力の完了を予定していたが残り2施設分のデータが未回収である。早急にデータベース入力を完了させる予定としている。

Strategy for Future Research Activity

データベースが完成し次第、統計解析業務を委託している会社でクエリ対応及び統計解析に入る予定である。また肺炎球菌ワクチンのアンケート調査を島根県内の医療施設へ実施し、過去2回分のアンケートの結果と併せて解析を予定している。

Causes of Carryover

研究補助作業員への雇用代として申請していたが、2022年度後半より雇用を開始したため予定よりも使用額が減額となったため。

URL: 

Published: 2023-12-25  

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