2022 Fiscal Year Research-status Report
withコロナ時代に院内感染した看護師の職場復帰継続支援プログラムの構築
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22K17441
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Research Institution | Sonoda Women's University |
Principal Investigator |
新改 法子 園田学園女子大学, 人間健康学部, 准教授 (60896645)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 新型コロナウイルス感染症 / 院内感染 / 看護師 / 職場復帰 / 流行時期 |
Outline of Annual Research Achievements |
令和4(2022)年度は、COVID‐19に院内感染した看護師の体験と職場復帰の実態を明らかにするための第一段階として、COVID-19に院内感染(疑い含む)した看護師に、感染判明前後の思いや職場復帰に対する思い、復帰後の思い、看護師として働き続けることに対する思い等をインタビューにより明らかにする計画を立てた。計画実施のために、研究協力者と6回の対面及びweb会議を実施し、対象者の選定、インタビューガイドの内容、流行時期の定義、分析方法等、認識の共有を図った。研究開始にあたっては、名古屋市立大学大学院看護学研究科倫理審査会の承認を得て、インタビューをスタートした。令和4(2022)年度に11名のインタビューを実施した。インタビュー時間は平均41分、コード数は408コードであった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
COVID-19拡大により医療機関への負担が大きく、協力依頼が困難な状況であった。その状況下でも異なる医療機関の看護師11名へインタビューが実施でき、分析の準備ができている。
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Strategy for Future Research Activity |
令和5(2023)年度に入り、実施したインタビューを分析する予定である。分析はうえの式質的分析法を用いて帰納的に分析し、マトリックスを作成し、個人要因と抽出したカテゴリーの関連性を比較する。今後、先行研究と比較し、流行時期の違いによる感染した看護師の思いの違いを考察し、学会での報告と論文にまとめる予定である。その結果を踏まえて、質問紙を作成し、クラスターが発生した医療機関で院内感染した看護師へ質問紙調査によるパイロット調査を実施する。インタビューと質問紙で得られた結果から質問項目を洗練し、web調査表を作成し、全国の医療機関で感染した看護師(概ね200名を予定)を対象としたweb調査を実施予定である。
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Causes of Carryover |
令和4(2022)年度に11名のインタビューを実施した。COVID⁻19流行下であったため、全員オンラインによるインタビューとなり、旅費などの支出がなかった。令和5(2023)年度に、web調査を予定しており、持ち越された経費は、web調査代行業者への経費に充てる予定である。
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