2024 Fiscal Year Annual Research Report
ICTを活用したシームレスな心不全管理と地域連携強化に関する研究
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22K17468
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| Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
佐野 元洋 千葉大学, 大学院看護学研究院, 助教 (70877000)
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| Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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| Keywords | 心不全 / 地域連携 / ICTツール / 多職種連携 / 在宅支援 / 退院支援 |
| Outline of Annual Research Achievements |
心不全の移行期における看護支援や情報共有システム構築に関する示唆を得るため、心不全患者と関わる専門職が必要な調査を実施した。最終的に158件の回答が得られ、うち2件は職種、年齢、所属施設の回答がなかったため除外し、148件を分析対象とした。職種別の人数は、看護師107名、医師24名、理学療法士17名であった。3職種の比較の結果、疾患管理とADLに関する項目を含む、9つの情報で有意差があり、特にNYHA分類は、理学療法士の29.4%が「とても必要」と回答率が低かった(p=0.003)。ADLに関する項目では、排泄(p=0.000)、清潔(p=0.008)に関する情報で、医師の29.2%が「とても必要」と他職種に比べ回答率が低かった。また、障害者手帳の情報については、3職種とも「とても必要」と回答した割合が50%未満でp=0.021であった。大学病院、専門病院、総合病院、地域、訪問の5つの施設区分で分けて分析した結果、9つの情報で有意差があり、特に疾患管理に関する情報のうち、レントゲン所見や心電図所見、NYHAの情報について、訪問施設の30%程度が「とても必要」と他施設より回答率が低かった。また、住居に関する情報のうち、寝具に関する情報について、大学病院の48.4%が「とても必要」と他施設より回答率が低かった(p=0.039)。 また、円滑な地域連携システムの構築に向けて、心不全増悪対応フローシートおよびスコアリングシステムを開発し、内容のコンセンサスを得るため専門家を対象にしたデルファイ調査を実施した。第1ラウンドにて22名の専門家の回答があり、第3ラウンドまで実施し、多くの項目でコンセンサス(合意率80%以上)を得られた。研究チーム内で結果を踏まえてスコアリングシステムの内容を再検討し、実装に向けた検証の準備を進める。
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