2023 Fiscal Year Research-status Report
助産師教育におけるIoT等を活用した放射線看護に関する参加型教育プログラムの開発
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22K17511
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Research Institution | Toho University |
Principal Investigator |
加藤 知子 東邦大学, 看護学部, 講師 (50735610)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 助産師 / 放射線看護教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
放射線利用に伴う人々の関心の中心は、放射線被ばくによる「遺伝性影響」、奇形や発育遅延等の「胎児影響」や「不妊」等であることは従来から変わりなく、妊婦や女性と接する機会が多く、安心して出産や各ライフステージを過ごせるように性と生殖のキーパーソンとしての役割を担う助産師にとって放射線看護教育は不可欠である。しかし、助産師教育において放射線に関する教育の実施に関する実態は明らかとなっていない。 そのため、本研究は、助産師教育におけるIoT等を活用した放射線看護に関する参加型教育プログラムの開発を行うことを目的とした。 本年度は、放射線看護教育のプログラム内容およびプログラムの方法等の検討をおこなうために米国の看護管理者等を対象とした看護政策の学会及びICRPにおいて情報収集をし、周産期で活躍するNPへの教育内容および放射線看護に関する教育の有無とその必要性に関するインタビューを行った。 情報収集およびインタビュー結果より、米国においては、放射線診療や放射線治療に関する教育が行われているが、看護職を対象とした放射線被ばくや放射線防護に関する教育はほとんど行われておらず、助産師を含め看護職に放射線被ばく・放射線防護に関する教育が必要であるとの意見を得ることができた。また、日本の現状と同様に、放射線業務に女性の看護職(生殖可能年齢にある)が従事を拒否する人材配置の困難感をシンガポールの病院施設管理者が感じていることがわかった。 次年度は、本年度の分析をもとに教育プログラムの検討を進める。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究協力や実施可能性の検討の結果、本年度に海外の視察時期を変更し実施したため、教育プログラムの内容の検討についての研究実施できていない。次年度の計画を修正し、進めたい。
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Strategy for Future Research Activity |
助産師教育における放射線看護に関する教育プログラムを作成し、実施可能性等の検討をおこなうことを進める。
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Causes of Carryover |
本年度教育プログラム開発に関する全国調査等を実施できなかったため調査費および分析費用を使用せず予定より使用額が減額となった。翌年度に実施予定であるため請求予定金額と合わせて使用し、研究を遂行したい。
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