2023 Fiscal Year Research-status Report
認知症家族介護者の自尊感情向上プログラムの開発と検証~ICTを活用して~
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22K17530
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Research Institution | Reiwa Heath Sciences University |
Principal Investigator |
齋藤 嘉宏 令和健康科学大学, 看護学部, 講師 (90807413)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 認知症家族介護者 / 自尊感情 / ICT |
Outline of Annual Research Achievements |
「認知症家族介護者の自尊感情向上プログラムの開発と検証」にむけ、認知症家族介護者に第3の認知行動療法であるセルフコンパッションを用いた介入研究をもとに、システマティックレビューを行い、介入プログラムの検討を行った。 システマティックレビューは、Minds診療ガイドライン作成マニュアル2020 ver.3に従って行った。検索エンジンは、医中誌Web、MEDLINE/PubMed、EMBASE、Cochrane Libraryを使用した。一次スクリーニングならびに二次スクリーニングにて3件の論文が適格基準を満たし、2名の研究者によってレビューし、介入プログラムの効果とバイアスリスクの観点から評価した。介入プログラムや介入期間ならびに介入時間は各研究で異なっていたが、3件とも介入後にセルフ・コンパッションが向上し、マインドフルネスを中心とした介入が認知症家族介護者のセルフ・コンパッションの向上に対して有用であることが示唆された。しかし、先行研究の少なさや各文献間での介入内容の相違などから認知症家族介護者のセルフ・コンパッション向上に繋がるプログラムが十分に検証出来ているとは言えず、ランダム化比較試験を用いた研究の蓄積が課題であるといえる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本研究を実施するにあたり、セラピストの質向上のためにセルフコンパッション研修を受講し、スーパーバイザーからのスーパーバイズを行ってもらう予定としている。しかし、勤務との調整などから研修受講が遅れており、研究の進捗に影響を与えている。 計画立てて研修参加、プログラムの構築を行い、介入に繋げる。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究課題を達成するために、まずは研修参加(リトリートを含む)を行い、セラピストの質を担保することと併行して簡易プログラムの開発を行い、介入に繋げる。
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Causes of Carryover |
本研究を遂行するための、セラピストの質向上を目的とした研修受講が遅れているため。
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Research Products
(1 results)