2023 Fiscal Year Research-status Report
心不全患者へのアドバンス・ケア・プランニングの実践に必要な構成要素の同定
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22K17541
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Research Institution | Kyorin University |
Principal Investigator |
西川 裕理 杏林大学, 保健学部, 学内講師 (00912388)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 心不全 / アドバンスケアプランニング / コミュニケーション |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、状態の悪化と回復を繰り返すという疾患特性を持つ心不全を有する方に対して、アドバンスケアプランニング(ACP)に関する話し合いを行う際に、対象者との話し合いの過程で必要とされる要素を、疾患の経過の段階に沿って同定することを目的としている。 2023年度は、関連文献のレビューと知見の整理、インタビュー調査に向けた準備を実施した。先行研究より、対象者の価値観や人生で大切にしてきたことなどを共有することについて、心不全看護認定看護師資格の有無等が影響している可能性が述べられていることや、病院や地域など多様な場で、様々な段階の心不全患者と関わる医療者を含めるために、病棟や外来看護師、心不全看護認定看護師、医師などに対してインタビューを実施する予定である。また、関連文献のレビューを踏まえて、インタビューガイドの検討を行っている。 2024年度は、対象施設でのインタビュー調査に向けて、倫理審査への申請と調査、インタビュー内容に関する分析を行っていく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
インタビュー内容や対象施設の検討などの準備に時間を要したため、当初の予定よりも遅れが生じている。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度にインタビュー調査を進め、データの分析を行い、学会発表等を通して公表できるようにしていく。
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Causes of Carryover |
インタビュー調査の実施が遅れたことにより、当初予定していたデータの文字起こし費用を使用しなかったため、次年度使用額が生じた。 そのため、2024年度はインタビュー調査に伴う必要経費として使用する予定である。
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