2023 Fiscal Year Research-status Report
孤独・孤立予防を目指した作業機能障害に焦点を当てた介護予防プログラムの効果検証
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22K17599
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Research Institution | Suzuka University of Medical Science |
Principal Investigator |
藤井 啓介 鈴鹿医療科学大学, 保健衛生学部, 准教授 (70797381)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | 社会的孤立 / 孤独 / 作業機能障害 / 健康講話 |
Outline of Annual Research Achievements |
令和5年度は,令和4年度に計画していたものの実施できなかったランダム化比較試験を令和6年1月~3月に実施した.ランダム化比較試験実施前の令和5年12月に事前説明会も開催した. 研究参加者は44名であった.本研究はランダム化比較試験であるため,最終的なアウトカムは令和8年3月に予定している2年後の追跡調査の結果となるため,解析は未だ実施できない. 研究対象者は無作為に2群(①ゴムバンド運動実施後に,一般的な医学的知識に関する健康講話を受講する群,②ゴムバンド運動実施後に,作業機能障害に焦点を当てた健康講話を受講する群に分かれて,約3カ月間(9週間)の介護予防教室を実施した.一般的な医学的知識に関する健康講話は膝の痛み,腰痛,認知症,睡眠などの主に高齢期に健康上問題になりやすい内容に関して基礎的な内容から最新のトピックを扱った.作業機能障害に焦点を当てた健康講話は作業機能に関する知識として,作業機能障害の種類(作業不均衡,作業剥奪,作業疎外,作業周縁化)について教授し,生活上でどのような問題となり得るのかを示した.そして自身の作業を振り返る機会を設けて,日々の作業をモニタリングする取り組みをおこなった.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
令和4年度に実施予定であったランダム化比較試験が1年遅れとなったものの,その後は問題なく進められている.
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Strategy for Future Research Activity |
令和6年度には教室終了から3か月後,6ヵ月後,1年後の追跡調査をおこなっていく予定である.対象者には郵送にて開催日の周知をおこない,また,参加者ができるだけ参加できるよう追跡調査日は複数設けて対応する予定である.
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Causes of Carryover |
令和4年度からの研究遂行の遅れが生じているため,予算計画も時期がずれ込んでいるため
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Research Products
(3 results)