2022 Fiscal Year Research-status Report
足関節内反捻挫予防トレーニングの再考:「内側に荷重しやすい足部」に着目して
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22K17675
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Research Institution | Prefectural University of Hiroshima |
Principal Investigator |
岡村 和典 県立広島大学, 保健福祉学部(三原キャンパス), 助教 (10823552)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 足関節内反捻挫 / 方向転換動作 / 足部インナーマッスル |
Outline of Annual Research Achievements |
令和4年度の研究では,足関節内反捻挫の危険動作である「非予測的条件下での方向転換動作」の動作解析を行える環境を構築した。また,足部内側荷重を誘導するために必要な足部インナーマッスルトレーニングをより効果的に実施するために,神経筋電気刺激を応用したトレーニング方法を考案し介入研究を行った。考案したトレーニングはトレーニング後に顕著な筋腫脹を生じさせたことから,対象の技術に依存せずかつ効果的に足部内在筋の筋肥大・筋力増強を引き起こすトレーニングとして期待された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
使用機器の不具合により実験が年度末に立込んだものの,おおむね順調に進捗している。
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Strategy for Future Research Activity |
令和5年度は令和4年度に実施した研究成果の公表を進める。また,足部インナーマッスルトレーニングの効果について,方向転換動作時の運動学的側面から検証を行う。
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Causes of Carryover |
未購入物品および査読中の論文の掲載料分が未使用となっている。いずれも次年度使用予定である。
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