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2022 Fiscal Year Research-status Report

呼吸筋活動の増加にともなう呼吸筋血流量の年代差および性差の解明

Research Project

Project/Area Number 22K17677
Research InstitutionKokugakuin University

Principal Investigator

清水 香  國學院大學, 人間開発学部, 助手 (00909012)

Project Period (FY) 2022-04-01 – 2026-03-31
Keywords呼吸補助筋 / 血流量 / 性差 / 加齢 / 年代差 / 呼吸筋 / 循環調節
Outline of Annual Research Achievements

先行研究から,呼吸筋の活動増加やそれに伴う疲労が循環調節に影響を与えていることが明らかにされている.このことから,呼吸筋活動の増加にともなう呼吸筋の血流変化が,運動の制限要因になっていると考えられるが,活動筋である呼吸筋の血流変化については充分に明らかにされていない.さらに,先行研究において運動時の呼吸補助筋の動員パターンが年齢と性別で異なることが明らかにされているが,呼吸筋活動のみを増加させた際の呼吸補助筋の動員パターンについては明らかにされていない.そこで本研究では,呼吸筋活動の増加にともなう呼吸筋血流量および呼吸補助筋動員パターンの年代差と性差を明らかにすることを目的とする.
本年度は,健康な若年男性に対して,安静時と呼吸筋活動を増加させた際の血流量の変化を確認するために,まず安静時の呼吸筋血流量,非活動肢(上腕動脈および大腿動脈)の血流量で妥当な値を得るための予備実験を実施した.その結果,先行研究と比較して妥当な値が得られることを確認した.これらの予備実験結果を活かし,今後は若年男性と若年女性における本実験を進めていく予定である.

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

本研究で使用する炭酸ガスを調節する流量計が,半導体の不足により,すぐに購入・納品できないため,納品されるまで呼吸補助筋の動員パターンの測定のための予備実験や,呼吸筋活動増加時の血流の変化の本実験を実施することができない状態である.また,他の機材や物品も同様に納品が遅れているため,研究計画の実施状況を「遅れている」と判断した.

Strategy for Future Research Activity

機材が調達でき次第,測定データの妥当性(呼吸,血流量)を確認するための予備実験を実施する.
その後,若年者の性差の検討のため,若年男性だけでなく,正常月経を有する若年女性の被験者を募り,経口避妊薬や月経促進剤の使用等の調査を進めながら,若年男性と並行して測定を実施していく.
年代差に関する比較・検討については,高齢の男女に協力を仰ぎ,測定を進めていく.

Causes of Carryover

予定していた物品費に変更が生じたため,次年度使用額が生じた.今年度は,半導体不足により実験機材が購入できなかったため,本実験を実施することができなかったが,購入可能な物品は次年度分も含めて購入している.そのため,今年度に実施できなかった実験の謝礼や,購入できなかった物品費用に使用する予定である.

URL: 

Published: 2023-12-25  

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