2022 Fiscal Year Research-status Report
The impact of outdoor sport experiences on well-being through restored self-regulation
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22K17702
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
木下 敬太 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 助教 (50907152)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | アウトドアアクティビティ / ウェルビーイング / 自然とのつながり |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究調査において、現段階ではアンケート調査及び、オンラインでの実験を実施した。現段階で確認できたことは、アウトドアのアクティビティ(キャンプや釣り、ハイキン、登山など)を行う人は、そうでない人と比較してより自然とのつながりを強く感じてるということがわかった。さらに、自然とのつながりは人々の幸福感と中程度の相関があることも確認できた。このことから、本研究では、アウトドアアクティビティを頻繁に行う人ほど、自然とのつながりの高まりを介して、幸福感にポジティブに影響するという可能性が示唆された。しかし、ここまでの調査のみでは、自然とのつながりが高い人ほど、アウトドアアクティビティを行うという可能性を排除することができないため。現在は、2時点での同一人物からのオンライン調査を実施中であり、今後は実験を実施して因果関係の説明に注力したい。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
順調にデータを収集できているとともに、国際的な共同研究も進行中である。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続きオンラインでのデータの収集を行うとともに、オンライン実験のサンプル数も増やしていきたい。また、今後は3D動画やVRを用いていかにも自然環境下に自分がいるかのような仮想空間を作り出し、自然の中での活動がどのように心理面に影響を与えるかを調査したい。
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Causes of Carryover |
データ収集の準備に時間がかかった事と、実験用の機材の選定を慎重に実施しているため。
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