2022 Fiscal Year Research-status Report
A Study of the Interpretive Differences among the UK, the US, and Japan in Rudolf Laban's Effort Theory
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22K17749
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Research Institution | Ochanomizu University |
Principal Investigator |
橋本 有子 お茶の水女子大学, 教学IR・教育開発・学修支援センター, 講師 (50826972)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Keywords | ルドルフ・ラバン / エフォート理論 / 英国、米国、日本 / 身体教育学 / 舞踊学 |
Outline of Annual Research Achievements |
初年度の2022年度は、文献研究に着手した。そこで、ラバン本人が執筆した書籍によってエフォート理論の言葉に差異があることが明らかになった。例えば、エフォート理論の4つの要素のうちのWeightはstrongとheavy、Spaceはindirectとflexibleなどである。次年度以降、言語表現が変わった際に、その説明も変わるのか、すなわち意味内容は変化しているのかを調査する必要がある。
その他、オンラインでの国際会議と集中講座に参加した。オンラインでの国際会議は、ラバンのエフォート理論を調査する上で重要になる団体、ラバン/バーテニエフ・ムーヴメント・スタディーズ/システム(LBMS)の資格(CMA:Certified Movement Analyst: 認定ムーヴメント アナリスト)プログラムを提供している米国のLaban/Bartenieff Institute of Movement Studies(LIMS)が主催であった。理論研究から現場での応用研究まで様々な発表がなされ発表者も国際色豊かであった。改めてムーヴメント理論の汎用性の高さを認識した。オンライン集中講座は、CMAであるBill Evansによるものであり、米国西海岸との時差のため録画による参加になった。ソマティクス領域にも位置付けられるLBMSが、Evansに代表されるソマティック・アプローチを用いた教授法のなかでどのような役割を持っているのか、ラバンのムーヴメント理論を現場でどのように活用していけるのか、その具体的方法を学び考察することで、ムーヴメント理論の詳細に立ち返っていくことができた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
初年度に行う予定であった文献研究が途中段階である。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度も続けて文献研究を行うとともに元々の計画であったインタビュー調査をすすめる前段階としての聞き取り調査を行う予定である。
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Causes of Carryover |
初年度は夏前頃から体調を崩したために計画通り研究をすすめることができなかった。そのため、元々の予定である初年度の文献研究を次年度も引き続き行っていく予定である。
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Research Products
(1 results)