2022 Fiscal Year Research-status Report
Climate Change Adaptation and Agricultural Policy Entity: GI Strategy of Coffee Cooperative in Indonesia
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22K18072
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
アシャデオノ フィトリオ 立命館大学, 政策科学部, 助教 (70795583)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | コーヒー栽培 / コーヒー農家 / コーヒー農協 / GI / 気候変動 |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度は予定どおりフィールド調査を実施、GI登録されたコーヒー生産地2ヶ所を調査した。対象地域の変更はあったが、それぞれの生産地が個別のGI登録を所持している。また調査の地域は、近隣地域でありながら、コーヒー豆の品質特性は異なっている。研究者は、気候変動がコーヒー生産に与える影響を明らかにするために、両地域のコーヒー農家およびコーヒー農協、コーヒー産業に係る方々にインタビューを実施した。インタビューでは、地方自治体から入手した気象データに基づいて実際の自然環境現状の検証も行った。また、コーヒー農園を視察すると同時に一部エリアをGPS位置情報を正確に記録することもできた。フィールド調査期間中は、本研究の共同研究協力機関のジェンベル大学C-RiSSH(Center for Research in Social Sciences and Humanities)にゲストレクチャーとして招かれ、現地の大学生、大学院生および研究者との交流を深めた。フィールド調査結果の一部はAsia Pacific Conference 2022にて報告した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
2022年度に実施したフィールド調査が順調に進んだ結果、2023年度行う予定のインタビューとGPSマッピングの一部を既に実施することができた。これにより、両地域のGPSマッピングは予定より早く完成される見込みである。従って2023年度は当初の計画よりインタビューおよびコーヒー農園視察時間を増やすことができると考える。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度の予定は計画通り、両地域のフィールド調査を行って、更なるインタビューデータを収集し、コーヒー生産に対する気候変動影響の検証を続けて行う。
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Research Products
(3 results)