2022 Fiscal Year Comments on the Screening Results
クリティカル・メイキング:デザインと共同する「作るための」人文社会科学の試み
Project/Area Number |
22K18248
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Research (Pioneering)
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Medium-sized Section 1:Philosophy, art, and related fields
|
Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
森田 敦郎 大阪大学, 大学院人間科学研究科, 教授 (20436596)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
津田 和俊 京都工芸繊維大学, 未来デザイン・工学機構, 講師 (40545076)
中野 佳裕 立教大学, 21世紀社会デザイン研究科, 特任准教授 (60545218)
水内 智英 名古屋芸術大学, 芸術学部, 准教授 (70724839)
鈴木 和歌奈 大阪大学, 大学院人間科学研究科, 講師 (70768936)
モハーチ ゲルゲイ 大阪大学, 大学院人間科学研究科, 准教授 (90587627)
|
Project Period (FY) |
2022-06-30 – 2027-03-31
|
Summary of the Research Project |
本研究は、従来「知ること」を中心としてきた人文社会科学とモノづくりを結び付ける「クリティカル・メイキング」という新手法を開発し、社会実装を目指すものである。具体的には、応募者が中山間地の人々とともに地域のモノづくりの現場に参加し、その制作過程で出会う諸問題をともに批判的に検討し、SDGsの課題に沿ったものとして再構築して行くことで、人文社会科学の新たな可能性を切り拓こうとするものである。
|
Scientific Significance and Expected Research Achievements |
従来の「知るための人文社会科学」から、「作るための人文社会科学」への転換可能性を探究し、新たな人文社会科学の可能性を切り拓くものとして期待できる。さらに、社会的な貢献として、生産の現場に人文社会科学者が参加し、「持続可能」な生産の在り方をともに検討・改革していくことによって、社会変革にもつながり、SDGsの諸課題への貢献も期待できる。
|