Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Pioneering)
時計の概念を有する人工細胞の実現を目指して、人工細胞の時間制御に遺伝子発現が振動する人工遺伝子回路を応用する高度な機能の実装を行うことを目的としている。構築した人工遺伝子回路を人工細胞に封入して遺伝子発現による振動を利用した時計の動作を検証し、またその時計を利用した時間制御を行う。
人工細胞をロボットとしてとらえ、時計の機能を実装することによって従来行われていない時間制御を実現して応用することはユニークな着想であり、挑戦的な内容である。人工細胞の動作を時間制御可能とすることによって人工遺伝子回路の応用可能性を大きく広げる研究内容である。