2022 Fiscal Year Comments on the Screening Results
直接通電加熱によるバイオマスの超臨界水ガス化のパラダイムシフト
Project/Area Number |
22K18313
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Research (Pioneering)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Medium-sized Section 27:Chemical engineering and related fields
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
松村 幸彦 広島大学, 先進理工系科学研究科(工), 教授 (80251370)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井上 修平 近畿大学, 工学部, 教授 (60379899)
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Project Period (FY) |
2022-06-30 – 2025-03-31
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Summary of the Research Project |
本研究は超臨界水反応場を簡単に構築し、直接通電および内部触媒搭載カーボンナノチューブ紙の付加によって、昇温速度と反応速度を大幅に向上し、従来のないコンパクト化した快速高圧連続反応システムを目指している。処理しにくいタイプであるバイオマスとダイオキシン類といった頑丈な環境ホルモンの分解にも応用できると考えられる。本研究を通して、装置・触媒の最適化を行い、各種バイオマス・廃棄物へ広く応用できる。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
カーボンニュートラル(CO/CO2転換のC1化学を含む)のキーテクノロジーであるバイオマスガス化において、現在まで基本設計が類似する多数のプロセスが乱立している中、本研究は超臨界水という強烈な反応場を簡単に構築し、直接通電および内部触媒搭載カーボンナノチューブ紙の付加によって、昇温速度と反応速度を大幅に向上し、従来のないコンパクト化した快速連続反応システムを目指している。
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