Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Pioneering)
非破壊の物理探査は、これまで決定論に基づく推定結果を提供してきたが、それに加え、確率論的な結果、すなわち結果の確からしさを提示することを目的とする。本研究はそのための統計数理手法の開発、実装を試みるものである。調査(探査)誤差を統計的に評価することとなり、非破壊の物理探査に新たな側面を導入する革新的な研究である。
物理探査に逆解析という手法で接近し、探査結果に不確実性を導入する点で革新的であり、挑戦性を持つ研究である。また、農業土木における物理探査だけでなく、機械工学や食品科学などの分野への応用も期待されるなど、研究成果の広い波及効果が期待される。