Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Pioneering)
若い内皮細胞由来の細胞外小胞(EV)を用いて、老化した内皮細胞を若年内皮細胞に同調させることにより、血管機能改善法の開発につなげることを目的とした研究である。具体的には、培養血管内皮細胞からEVを精製し、これを老化内皮細胞に投与することで細胞の若年化を評価し、ApoEノックアウトマウスなどの動脈硬化症モデルに投与することで抗血管老化効果を検証するとしている。
血管内皮細胞の同調作用に基づき、血管機能の改善法の開発に挑もうとする挑戦的な研究内容であり、将来的に健康寿命延長法の開発に展開することが期待される。