2022 Fiscal Year Comments on the Screening Results
コロナ禍後の持続可能社会の探索:仮想社会空間を用いた厚生政策分析フレームの構築
Project/Area Number |
22K18404
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Research (Pioneering)
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Medium-sized Section 58:Society medicine, nursing, and related fields
|
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
橋本 英樹 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (50317682)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松倉 力也 日本大学, 経済学部, 教授 (00409145)
臼井 恵美子 一橋大学, 経済研究所, 教授 (50467263)
|
Project Period (FY) |
2022-06-30 – 2026-03-31
|
Summary of the Research Project |
子育て世代のライフステージで大きな選択を伴う世帯行動についてコロナ禍前後をまたいで実証分析し、これら選択行動連関を表現する多相遷移確率モデルを用いたミクロシミュレータを開発する。それにより構築される仮想社会空間とリアルデータを対比させ、経済・健康・社会政策の複合的相互影響を分析するフレームを確保し、コロナ後の多極集中型持続可能社会に向けた政策オプションの効果を推計することを目的とする。
|
Scientific Significance and Expected Research Achievements |
応募者が構築したJapan Future Elderly Modelを基盤として、さらに対象を若年・中年者に拡張し、ビッグデータを用いて複合的な政策の影響を検討できる分析環境を仮想空間上に構築し、不確実性の高い社会状況下での科学的根拠に基づく厚生政策立案のための情報基盤を形成・提案することが期待できる。
|