2022 Fiscal Year Comments on the Screening Results
モジュールタンパク質の時空間的インタープレイによるエンハンサー活性化機構の解明
Project/Area Number |
22K18411
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Research (Pioneering)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Medium-sized Section 59:Sports sciences, physical education, health sciences, and related fields
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
酒井 寿郎 東北大学, 医学系研究科, 教授 (80323020)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松村 欣宏 秋田大学, 医学系研究科, 教授 (20375257)
米代 武司 東北大学, 医学系研究科, 准教授 (40724167)
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Project Period (FY) |
2022-06-30 – 2026-03-31
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Summary of the Research Project |
本研究は、生活習慣病の発症メカニズムに関与すると考えられる脂肪細胞の機能に着目し、未分化の脂肪細胞が環境変化を感知し機能分化した褐色/白色脂肪細胞に変化するメカニズムを、質量分析、次世代シーケンサー解析、遺伝子改変マウス解析、トランスクリプトーム解析等の方法を統合して明らかにしようとするものである。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
本研究の特筆すべき点として、細胞の機能分化に関わる環境刺激の影響について「細胞分裂―エンハンサー制御」という軸を介した細胞の分化の分子機構を提示するという目標を挙げている点が挙げられる。環境変化―エピゲノム変化―細胞分化をつなぐ分子機構の解明は、生理学、健康科学、分子生物学など幅広い分野に影響する基礎的知見となるとともに、運動処方の開発など広い応用可能性を有している。
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