Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Pioneering)
データセンターにおける問題の多くはセンター内の通信で、その遅延をネットワークオンチップで解消し、かつ、チップ上のプログラマブルゲートアレイの構成回路に製造不良が含まれていてもホログラムメモリで機能する、光電子VLSIと光プローバーの実現を目指す挑戦的研究である。
従来のVLSI設計では製造不良の歩留りをいかに改選するかに主眼が置かれていたが、不良個所が存在してもそれらを回避してプログラムする逆転発想で、従来の配線接続のFPGA回路では不可能な光並列回路による実現手段を提示している。部分的な試作実験も行っており、広く活用されているデータセンター等への適用によって社会的インパクトが大きな技術革新につながる。