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2022 Fiscal Year Research-status Report

患者の睡眠を妨げない体位変換タイミングの検討

Research Project

Project/Area Number 22K21092
Research InstitutionTokyo University of Information Sciences

Principal Investigator

菅原 久純  東京情報大学, 看護学部, 助教 (00964454)

Project Period (FY) 2022-08-31 – 2024-03-31
Keywords睡眠中の看護 / 覚醒閾値 / 体位変換のタイミング
Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は, 睡眠中の患者に体位変換を行った場合に, 影響が最も少ない方法を明らかにすることである.睡眠にはREM (rapid eye movement) , NREM (non rapid eye movement) が存在し, NREMの中で浅睡眠と深睡眠に分類される. 筆者はこれまでの研究において, 睡眠中の覚醒閾値に着目し, 浅睡眠と深睡眠のタイミングで体位変換を行う日をそれぞれ設定し検討した. その結果, 深睡眠で体位変換を行った場合の影響が少ないことを示した. しかし, この研究では,覚醒閾値が変動するREMについては検討していなかった.
REMは睡眠の3割以上を占めるため, 無作為に体位変換を行った場合, REMのタイミングに当たる可能性がある. 体位変換をREMで行うことの影響が大きければ, 可能な限りREMを避ける必要もあるため, REMで体位変換を行った場合の睡眠に与える影響を検討する.
2022年度より研究機関が変わったため、研究機器の調達が必要であったが予算減額に伴い2022年予算で計画していた睡眠評価装置の購入ができなかった。機器調達までの間、購入予定のデモ機を取り扱い企業より借用し、プレテスト実施した。研究環境に合わせて、研究計画の見直しを行った。前倒し支払い申請により、2023年2月末に機器が調達することができ、被験者を募集してデータ収集を開始予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

2022年度より研究機関が変わったため、睡眠評価装置の調達が必要であったが、予算減額に伴い2022年予算で計画していた睡眠評価装置の購入ができなかった。
2022年度は研究全体で25名の研究対象者のうち、6名のデータ収集を行う予定であったが、これができなかった。機器調達までの間、購入予定のデモ機を取り扱い企業より借用し、プレテスト実施した。研究環境に合わせて、研究計画の見直しを行った。COVID-19の感染対策と体調追跡の必要もあり、計画が煩雑となっていたが、5類感染症以降に伴い対応方法について調整を行っている。
前倒し支払い申請により、2023年2月末に機器が調達することができ、被験者を募集してデータ収集を開始予定である。

Strategy for Future Research Activity

データ収集期間が短くなったため、研究対象者が少なくせざるを得ない状況となっている。予定した研究対象者数に近づけられるよう、データ収集を行う。
2023年11月頃までを目途にデータ収集を行い、解析・研究結果を考察する。
2024年1~2月に国際学会への演題登録及び論文執筆を目指す。

Causes of Carryover

機器購入後データ収集を予定していたが、機器の納品が2023年2月末となり、被験者の謝礼などの支払いが生じなかった。

URL: 

Published: 2023-12-25  

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