全国介護レセプトを活用した高齢者施設の入所者の入院の実態と関連要因の検証

2023 Fiscal Year Research-status Report

• Project/Area Number: 22K21110
• Research Institution: Tokyo Medical and Dental University
• Principal Investigator: 大河原 啓文 東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 助教 (20963523)
• Project Period (FY): 2022-08-31 – 2025-03-31
• Keywords: ヘルスサービスリサーチ / 介護保険施設 / 高齢者 / 入院

Outline of Annual Research Achievements

本研究では、高齢者施設の入所者の入院の実態と入院に関連する要因を明らかにすることを目的としている。
2023年度は、2022年度に引き続き、先行研究で明らかにされている高齢者施設の入所者の入院に関連する要因を包括的に収集し、国内外の関連文献のレビューを行った。高齢者施設入所者の入院に影響を与える様々な要因（医療的、社会的、環境的など）を整理した。また、データベースを用いた解析を行うための準備を行った。

Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

研究者の異動により研究環境が変化し、研究計画などを再度、検討し直す必要があったため。2023年度までの研究期間の延長を申し出て、研究推進と論文作成を目指す。

Strategy for Future Research Activity

文献レビューを進めるとともに、データベースを用いた解析を行うための準備を行った。2023年度までの研究期間を延長し、得られた成果の公表を行う。

Causes of Carryover

文献レビューを行った後、解析に用いる変数を選定し、解析を実施する予定であったが、実施が遅れているため未使用金額が生じた。未使用額は今年度行う予定の解析や調査、成果の公表に係る費用に使用する予定である。