• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2022 Fiscal Year Research-status Report

要介護者の活動性向上を目指した効果的な訪問リハビリテーション介入方法の探索と実践

Research Project

Project/Area Number 22K21121
Research InstitutionInternational University of Health and Welfare

Principal Investigator

杉田 裕汰  国際医療福祉大学, にしなすの総合在宅ケアセンター, その他 (20945076)

Project Period (FY) 2022-08-31 – 2024-03-31
Keywords訪問リハビリテーション / 要介護高齢者 / 生活空間 / Life-space Assessment / 身体活動
Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は、訪問リハビリテーションを利用する要支援・要介護者を2年にわたり追跡調査し、活動性の向上に関わる効果的な訪問リハビリテーションの介入を探索していくことである。本研究では、訪問リハビリテーションを利用する要支援・要介護者の活動性を、Life-space Assessment (以下、LSA)を用いて計測している。
当該年度では、新型コロナウイルス感染症の影響により、データの計測を積極的に行うことが困難な時期があったが、訪問リハビリテーションを利用する要支援・要介護者の約100名の計測を完了することができ、順次解析と論文投稿をおこなっている。
本研究の研究課題として、【①訪問リハビリテーション利用者の活動性の特徴の把握】、【②訪問リハビリテーション利用者に適したLSAの使用方法の探求】、【③訪問リハビリテーション利用者の在宅生活の継続に影響する要因の解明】を挙げている。
当該年度では、①の検証内容に含まれるLSA得点の要因分析は終了しており、論文投稿をおこなった。また①の検証内容に含まれるLSA得点の縦断的変化との要因分析や、LSA得点の変化の程度の確認、②の検証内容に含まれるLSA得点の効果判定指標の推定のために、順次解析をおこなっている。今後、さらなる調査を進めていき、本研究の目的である訪問リハビリテーションを利用する要支援・要介護者の活動性向上に関わる効果的な訪問リハビリテーション介入を探索していく。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

新型コロナウイルス感染症の影響により、データの計測および入力に影響し、一時研究の遂行が困難になったことがあった。その後は継続してデータの計測や入力を行うことが出来ているが、当初のデータ入力の完了予定よりも遅れている。
また今年度は得ることが出来ているデータを用いて、順次解析と論文作成を実施している。しかし当初の予定では、本研究の研究課題としている【①訪問リハビリテーション利用者の活動性の特徴の把握】、【②訪問リハビリテーション利用者に適したLSAの使用方法の探求】の解析を、当該年度で完了し、得られた結果より、論文投稿を2本行う予定であったが、当該年度では1本のみに留まっているためである。

Strategy for Future Research Activity

今後はこれまで得ることが出来ている初回評価、6ヶ月後評価、1年後評価、2年後評価に収集したデータを用いて、訪問リハビリテーションの終了者の人数や終了理由などの傾向を把握していく。終了者の人数に応じて、評価時期なども共同研究機関とともに検討していく。

また初回評価から2年後評価までのデータを用いて、訪問リハビリテーションを利用する要支援・要介護者の効果的な介入方法を明らかにするために、在宅生活の継続に影響する要因や生活空間の経時的変化に関連する要因を明らかにしていく。

Causes of Carryover

助成金の使用計画と状況については、2023年4月より研究遂行のための評価機器に実施予定である。また、2023年度は研究成果の報告の費用として予算を使用する予定である。

URL: 

Published: 2023-12-25  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi