2023 Fiscal Year Research-status Report
認知症高齢者が読みやすく理解しやすい文書構造の解明
Project/Area Number |
22K21139
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
犬山 彩乃 千葉大学, 大学院看護学研究院, 特任助教 (50961538)
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Project Period (FY) |
2022-08-31 – 2025-03-31
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Keywords | 認知症高齢者 / 眼球運動 / 読解 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、認知症高齢者が文書を読む際の、読み方を内容理解度の両方を関連付けて明らかにし、認知症高齢者が読みやすく、理解しやすい文書構造を解明することである。 2023年度は、文書読解時の計測に使用する提示文書および内容理解度を確認する質問を作成し、プレテストを行った。その結果から、提示文書の一部を修正し、内容理解度を確認する質問の難易度を決定した。 2024年度は、プレテストにて作成した提示文書および内容理解度を確認する質問を使用して、文書読解時のデータを収集する。そこから、認知症高齢者にとって読みやすく、理解しやすい文書構造を解明する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
データ収集の準備・実施に時間を要しており、遅れが出ている。
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Strategy for Future Research Activity |
プレテストにて修正し、作成した提示文書と質問を用いて、認知症高齢者および高齢者からデータ収集を行う予定である。
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Causes of Carryover |
2023年度にデータ収集が実施できなかったため、2024年度にデータ収集を実施する。その際の交通費・謝金に使用する予定である。また、本研究の成果を投稿・発表する際に使用する予定である。
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