2022 Fiscal Year Research-status Report
Alarm Fatigue and Related Factors among Nurses Working in Intensive Care Units
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22K21152
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Research Institution | Teikyo Heisei University |
Principal Investigator |
田邉 祐子 帝京平成大学, ヒューマンケア学部, 助教 (60964260)
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Project Period (FY) |
2022-08-31 – 2024-03-31
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Keywords | アラーム疲労 / 看護師 / 集中治療室 / 医療従事者 / 多施設横断観察研究 / 循環器病棟 / 実態調査 / 関連要因 |
Outline of Annual Research Achievements |
1.研究開始の背景:医療現場では、多種類かつ大量のアラームが繰り返し続くと、医療従事者は「アラーム疲労」に陥ることが指摘されている。アラーム疲労が起こるとアラーム音を消音にしたり、無視したりする行動を起こす恐れがある。近年、このアラーム疲労に関する研究が世界中で注目されている。「アラーム量」を減らす研究は多いが、「アラーム疲労」の実態調査やアラーム疲労の関連要因を検討した研究は非常に少なく、日本の臨床においてどの程度のアラーム疲労が起きているのか実態調査がされていなかった。 2.研究の目的:集中治療室に勤務する看護師のアラーム疲労の実態の調査及び関連要因を検討する。 3.研究の方法:研究デザインは、多施設横断観察研究を用い、郵送留め置き法による無記名の自己記入式の質問紙調査法を用いて調査する。対象者は集中治療室の日勤帯に勤務する看護師である。調査内容は、アラーム疲労度はNurses’fatigue in relation to clinical alarms尺度の翻訳を用いる。関連要因は、先行研究を参考に14項目とする。分析方法は、①記述統計により対象者の特徴を示し、データの正規性を確認する。②ピアソンの積率相関係数により、独立変数と従属変数の関係性の強さを検討する。③重回帰分析により、アラーム疲労に関連する要因間の強さを検討する。 4.研究成果:本研究の関連研究である「循環器病棟における看護師のアラーム疲労の実態と関連要因の検討」について、心電学関連春季大会2023に演題の応募を行い、2023年4月22日(土)の一般演題6セッション:デバイス関連・その他で口頭発表した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
【現座までの進捗状況】 1.本研究の協力施設の選定の実施を行い、研究協力施設へ協力への内諾依頼及び関連研究である「循環器病棟に勤務する看護師のアラーム疲労の実態と関連要因の検討」の研究報告資料の原案を作成した。 2.研究の調査内容について、再度共同研究者と研究計画書の見直しを行い、集中治療室の看護師に調査内容が適しているかの議論を行っている。 3.関連研究である「循環器病棟に勤務する看護師のアラーム疲労の実態と関連要因の検討」の雑誌投稿に向け、英論文を作成中である。 4.関連研究である「循環器病棟に勤務する看護師のアラーム疲労の実態と関連要因の検討」の学会発表に向け、スライド資料を作成中である。
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Strategy for Future Research Activity |
1.研究協力施設への内諾依頼及び関連研究の報告資料を郵送予定。 2.本研究の利益相反及び帝京平成大学人対象研究倫理委員会に申請予定である。 3.利益相反及び倫理審査承認後、各施設に調査票を郵送予定である。 4.質問紙調査の集計及びデータの解析。 5.論文の作成及び雑誌投稿。
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Causes of Carryover |
研究がやや遅れているため、プリンターの購入がまだできていない。研究協力施設への内諾依頼及び関連研究の報告資料を郵送する際に、プリンターの購入を行う。
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Research Products
(1 results)