2022 Fiscal Year Annual Research Report
酸化シグナルをになう活性カルボニル種の植物細胞での受容機構の解明
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21F21383
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Yamaguchi University |
Principal Investigator |
真野 純一 山口大学, 大学研究推進機構, 教授 (50243100)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
BISWAS MD. SANAULLAH 山口大学, 大学研究推進機構, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2021-11-18 – 2024-03-31
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Keywords | 環境ストレス |
Outline of Annual Research Achievements |
植物の活性カルボニル(RCS)シグナル受容機構を解明する目的で,以下の結果を得た。 1) 細胞のレドックス状態を決める最大因子である還元型グルタチオン(GSH)は,RCSに特異的グルタチオントランスフェラーぜの基質として植物がRCSを消去するときに消費される。葉で恒常的に生成するRCSがGSHの消費にどの程度寄与しているか見積もるために,GSH生合成を薬剤BSOによって阻害したときのGSHプールの減少速度を測定した。BSOを与え連続光照射した葉ではRCSの増大とともに24時間でGSHが半減した。このとき,葉にRCS消去剤であるカルノシンを添加しておくと,RCS増大とGSH減少がともに抑制された。これは,光照射下の葉で生成するRCSが恒常的にGSHを消費していることを示す初めての結果である。 2) タバコ培養細胞の酸化ストレスによるプログラム細胞死の開始は,カスパーゼ3様プロテアーゼ(C3LP)のRCSによる活性化が関与する。活性化メカニズムを解明するため,タバコ培養細胞からC3LPの精製を試みた。細胞抽出液のゲル濾過クロマトグラフィーによりC3LP活性のある画分を得た。
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Research Progress Status |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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