2022 Fiscal Year Annual Research Report
Integrated High-Definition Visualization of Digital Archives for Borobudur Temple
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22J13128
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
PAN JIAO 立命館大学, 情報理工学研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2022-04-22 – 2024-03-31
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Keywords | 3次元復元 / 半透明可視化 / 大規模文化遺跡 / 深層学習 / 単眼深度推定 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究はボロブドゥール寺院を研究対象として,マルチデータソースの統合に基づく可視化手法を提案し,大規模文化遺産のデジタル化保存と分析などを支援することを目的としている.そのために,4つのタスクに沿って研究を進めた. まず,タスク1は寺院の外部構造のデジタル化である.本年度で,ボロブドゥール寺院遺跡の第2階層のデジタルアーカイブ化が全て完了した.これからは,3階から5階までをデジタルアーカイブ化する予定である. 次に, タスク2は寺院の内部構造である4層の土台をデジタル化することである.本年度は、UNESCOボーリング調査による作成したCADデータの断面図から,ボロブドゥール寺院の内部構造を3次元形状点群として作成した. さらに、タスク3は、隠されたレリーフの3次元復元である。本年度は、深度推定に基づく手法を開発し、埋められたレリーフの単眼写真から3次元点群として復元した. 復元手法はレリーフの独特の特徴・丸みを帯びたソフトエッジをガイダンス情報として有効利用する手法を開発した. 数値評価の結果によると, 復元精度は97%に達し, 単眼写真で認識できないレリーフの凹凸を高精細で表現することを実現した. 最後に,タスク4は上記3つの部分のそれぞれアーカイブされたデータに対して, 3次元点群として統合してからの可視化である.本年度は,上記で述べた点群をまとめて,先行研究で開発する確率的ポイントレンダリングを用いて,半透明融合可視化を実現した. 本年度に,3件のジャーナルペーパーが採択され,うち2件は筆頭著者であった.3件の論文は,いずれも,研究目的及び計画に記述された大規模文化遺産・ボロブドゥール寺院のデジタルアーカイブ保存と分析に関するものである.
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Research Progress Status |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Research Products
(3 results)