2022 Fiscal Year Research-status Report
近代東西言語接触研究のためのイタリア現存宣教師東アジア文献デジタルアーカイブ構築
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22KK0005
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Research Institution | Kansai University |
Principal Investigator |
内田 慶市 関西大学, 東西学術研究所, 研究員 (60115293)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
塩山 正純 愛知大学, 国際コミュニケーション学部, 教授 (10329592)
奥村 佳代子 関西大学, 外国語学部, 教授 (10368194)
石崎 博志 関西大学, 文学部, 教授 (30301394)
沈 国威 関西大学, 外国語学部, 教授 (50258125)
千葉 謙悟 中央大学, 経済学部, 教授 (70386564)
小川 仁 国際日本文化研究センター, 研究部, 機関研究員 (70827849)
永井 崇弘 福井大学, 学術研究院教育・人文社会系部門(総合グローバル), 教授 (80313724)
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Project Period (FY) |
2022-10-07 – 2026-03-31
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Keywords | イタリア / バチカン / 宣教師 / 漢籍 / 日本資料 / 東アジア |
Outline of Annual Research Achievements |
22年度は10月に採用されたので、期間は半年しかなく、予定通りの研究活動は不十分だったと言わざるを得ないが、それでも、ようやくコロナ禍も一段落で、何とか研究を本格的に再開が可能となってきた。 この研究課題は現地での調査が主となるものであるが、海外渡航も9月以降ようやく解禁となり、23年1月末から2月初めにかけてローマ・バチカンに資料収集に出かけることが出来た。 特に,バチカンではバチカン図書館での東アジア文献、特に、中国関係の文献の調査、更には、日本関係の資料の調査も開始できた。なお、バチカンでは図書館のみならず、文書館もその対象に含めるつもりで、今回、初めて文書館に入り、調査の方法等について知ることも出来た。 2月にはローマ大学、フランスの東洋言語文化大学から研究者を招いて第1回の国際シンポジウムも開催した。 研究成果については後述の通りである。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
遅れの理由はコロナと開始時期、つまり、決定時期が10月という点に尽きるものである。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度以降はようやくコロナから解放され、思い切った研究活動が行えると思っている。 今年度は先ず9月に研究分担者も含めてローマでの現地調査を行い、初歩的な文献データベース作成に着手する予定である。 なお、併せて国際シンポジウムと国内での研究会も行うことにしている。
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Causes of Carryover |
研究分担者が今年度は海外調査に出かけることが出来きなかったためであるが、今年度は問題なく実施できるはずである
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