2022 Fiscal Year Research-status Report
Global Development of Toroidal Plasma Peripheral Radiative Cooling Method Using Magnetic Field Topology and Generalization of its Stabilization Mechanism
Project/Area Number |
22KK0039
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Research Institution | National Institute for Fusion Science |
Principal Investigator |
小林 政弘 核融合科学研究所, ヘリカル研究部, 准教授 (30399307)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高橋 宏幸 東北大学, 工学研究科, 講師 (30768982)
東郷 訓 筑波大学, 数理物質系, 助教 (80779603)
向井 清史 核融合科学研究所, ヘリカル研究部, 助教 (90632266)
森田 繁 核融合科学研究所, その他部局等, 名誉教授 (80174423)
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Project Period (FY) |
2022-10-07 – 2027-03-31
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Keywords | 磁場トポロジー / トロイダルプラズマ / 放射冷却 / 熱的不安定性 / 世界展開 |
Outline of Annual Research Achievements |
ドイツのマックスプランク研究所を訪問し、W7-Xステラレータ装置における周辺磁気島を利用したプラズマの放射冷却実験についての打ち合わせを実施した。新たに設置を進めているボロメータおよび既存のボロメータ計測を組み合わせた不純物多荷イオンからの放射分布再構成のためのトモグラフィー手法について、先方の手法と当方の手法の共通点・相違点を整理することにより、今後の解析の見通しを得た。また、放射冷却を促進させるために外部から導入された不純物イオン(窒素)のスペクトル計測と衝突輻射モデルを組み合わせて、プラズマパラメータ(電子温度、電子密度、不純物密度)を同定する準備を進めた。 W7-Xの周辺磁気島と放射分布の関係を調べる目的で、プラズマ輸送コードによるシミュレーションを開始した。 中国科学院プラズマ物理研究所のトカマク装置型EASTにおける実験提案の準備を開始した。イメージング分光器の準備を進めた。 また、Zoomを利用した打ち合わせも実施した。 以上の成果により、本研究が目指す装置間比較研究(LHD、W7-X、EAST)の基盤の準備が確実に進んだ。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
W7-X、EAST装置の研究者と密に連絡を取りながら今後の共同研究についての準備を進めた。
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Strategy for Future Research Activity |
マックスプランク研究所の共同研究者とともに、W7-Xにおける放射分布の再構成のためのトモグラフィー解析、分光データと衝突輻射モデルを用いた解析、および数値シミュレーションによる周辺磁気島での放射冷却分布の解析を進める。 中国科学院の共同研究者とともに、EASTにおける実験計画の策定と、イメージング分光器およびその他の計測によるデータ解析の準備を進める。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルスの蔓延にともなう規制および航空運賃の高騰により、中国科学院への派遣が実施できなかったため。次年度に請求した助成金と合わせて改めて中国科学院への派遣を実施する。
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