2022 Fiscal Year Research-status Report
Development of radio-theranostics technology and establishment of an international joint research consortium
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22KK0108
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
秋光 信佳 東京大学, アイソトープ総合センター, 教授 (40294962)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
杉山 暁 東京大学, アイソトープ総合センター, 助教 (40562715)
張 宰雄 東京大学, アイソトープ総合センター, 助教 (50964764)
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Project Period (FY) |
2022-10-07 – 2026-03-31
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Keywords | 放射性同位元素 |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は、受け入れ予定先研究機関との具体的な共同研究機関について議論をおこなった。新型コロナウイルス感染が収束していないため、受け入れ教導機関への渡航は実現しなかったが、2023年度の夏から秋にかけて対面打ち合わせを実施することにした。 渡航前に現所属機関での予備的研究をおこなった。具体的には、国内の共同研究機関から得たAt211やZr89などの放射性同位元素を実験動物に投与し、体内動態を調べる実験データを得た。この研究を通じて、前臨床試験を実施する上での必要な放射線防護や放射線取扱に習熟することができると同時に、動物に放射性同位元素を投与するうえでの容量を確認することができた。また、データ処理を実施するための専門的情報の収集をおこなうことで、渡航後すみやかに研究を実施できる体制を構築した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2022年度中に渡航ができなかったため、進捗は「やや遅れている」と判断した。一方、日本での予備的研究を実施し、データを取得できたため、2023年度は迅速に計画の遅れを取り戻せる予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度の前半で日本での予備的実験を行う。具体的には、At211やAc225などのアルファ線放出核種を実験動物に投与する実験を行い、前臨床試験を実施する上での必要な放射線防護や放射線取扱に習熟しておく。2023年度後期には、共同研究先に渡航し、研究内容の対面打ち合わせや研究環境のセットアップを行う予定である。
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Causes of Carryover |
海外への渡航ができなかったため、旅費の執行がなかった。
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Research Products
(2 results)