2023 Fiscal Year Research-status Report
ポストコロナで変容する東南アジアに住む日本人教育移住者の移住基盤と教育制度の考察
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22KK0197
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
五十嵐 洋己 千葉大学, 大学院国際学術研究院, 准教授 (90768300)
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Project Period (FY) |
2023 – 2025
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Keywords | 教育移住 / 東南アジア / エリート教育 / 移住基盤 / ライフスタイル移住 |
Outline of Annual Research Achievements |
来年度の9月から東南アジアでの東南アジア調査に向け、今年度はそのための準備として下記の2点に取り組んだ。 1点目として、来年度の9月からの東南アジア調査の実施の概要についてシンガポール国立大学のThang准教授、そしてシンガポール経営大学のLim准教授、東京大学のSaito准教授と打ち合わせを重ね、調査概要と理論的枠組みの精緻化を行なった。 2点目は、研究許可取得の準備である。本研究の東南アジア調査において、タイ、マレーシア、インドネシアの3カ国で調査を実施するためには、それぞれの国の研究者から本研究への保証人(研究協力者)を立て、政府から事前に調査実施の許可を得る必要がある。そのため、研究計画書を執筆しながら、保証人となる研究者を探し、書類の準備等をThang准教授と行なった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本研究の1年目は、2年目の渡航に向けた準備期間である。そのため、研究計画書の執筆、東南アジア3カ国から研究許可を得るための準備に企てた。研究計画に照らし合わせて、「おおむね順調に進展している」と判断する。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究の1年目である今年度と、2年目の8月迄は東南アジアにおけるデータ収集に向けた準備時期である。そのため下記を8月まで完了させる。 ①研究代表者の所属大学より、本調査の研究倫理について承認を得る。 ②東南アジア3カ国の政府より本調査の研究倫理について承認を得る。 そして、9月以降は予定通り東南アジアにおけるデータ収集を実施したい。
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