2011 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
23240034
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
渡邊 克巳 東京大学, 先端科学技術研究センター, 准教授 (20373409)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小野 史典 山口大学, 教育学部, 講師 (90549510)
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Keywords | 3次元空間 / 空間知覚 / 時間知覚 |
Research Abstract |
平成23年度に3次元映像システム構築に関わる選別を行っている際に、年度内の市場での3Dディスプレイの発展により新たな呈示システムの構築が必要となり、また研究補助員に必要とされる知識・技術が変更となった事等により、若干の研究計画の変更が起きたものの、基本的な研究の方向性を維持して研究を進めることができた。通常の3Dプロジェクタ及び提示ソフトウェアによる実験は平行して進めており、いくつかの基礎的データを取得するとともに、来年度の計画的な実施に関する示唆を得ることができた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
平成23年8月に3次元映像システム構築に関わる選別を行っている際に、年度内の市場での3Dディスプレイの発展により新たな呈示システムの構築が必要となり、また震災の影響により予定していた人員の確保が遅れることとなった。しかしながら、将来において使用されうる提示システムを用いて調査を行うことは、本研究の目的の一つである3次元映像視聴時のガイドライン作成に向けた基盤知見の蓄積につなげるために、平成24年12月までの期間延長を行った。しかしながら、9ヶ月の期間延長を予定している。通常の3Dプロジェクタ及び提示ソフトウェアによる実験は平行して進めており、達成度に関してはほぼ目標に近づいているために、順調に進んでいると判断した。
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Strategy for Future Research Activity |
研究分担者の異動に伴う遅れはあったものの、新たに連携研究者を研究分担者にするなど柔軟な対応をすることで、新たな方向性等も発見することができた。今後も流動的な3Dディスプレイの市場を見据えた研究と、基礎的なデータの蓄積を進めて行きたい。
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Research Products
(14 results)