2014 Fiscal Year Annual Research Report
Ｘ線自由電子レーザーを利用する液体中の中距離立体構造の解明
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23241033
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| Research Institution | Kyoto University |
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Principal Investigator |
八尾 誠 京都大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (70182293)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
永谷 清信 京都大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (30273436)
松田 和博 京都大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (50362447)
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| Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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| Keywords | Ｘ線自由電子レーザー / 回折実験 / 液体 / クラスター |
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| Outline of Annual Research Achievements |
平成２６年３月に、キセノン・クラスターを対象としたＸ線自由電子レーザー（XFEL）利用実験を行い、長年の夢であった「単一粒子・単一照射回折像」を得ることに成功した。同時にＸ線照射に伴う放射線損傷の多寡を調べるため、蛍光スペクトル、イオン飛行時間スペクトルも合わせて測定した。平成２６年度は、これらの実験結果について詳しい解析を試みた。特に、回折像についてはモンテカルロ法を用いる解析法を独自に開発し、観測された最大のクラスターについては、ファセットをもつ微結晶である可能性を示唆した。
液体研究としては、試料として比較的取り扱い易い室温イオン液体を念頭に、クラスター生成装置を改良することにより、液体ジェット噴流装置を製作した。また、超高輝度Ｘ線照射によりプラズマが生成されることから、強結合プラズマのプロトタイプである液体アルカリ金属等を対象にして、プラズマに関する実験的・理論的知見を深めた。
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| Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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| Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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[Presentation] XFELを用いたXeクラスターの構造解析2015
Author(s)
西山 俊幸, Bostedt Christoph, Ferguson Kenneth R., Hutchison Christopher, 永谷 清信,他19名
Organizer
第28回放射光学会年会・放射光化学合同シンポジウム
Place of Presentation
立命館大学くさつキャンパス, 草津市
Year and Date
2015-01-10 – 2015-01-12
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