2014 Fiscal Year Annual Research Report
歴史認識の変容と文化遺産・景観の思想に関する比較研究
Project/Area Number |
23242045
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Research Institution | Tokyo University of Foreign Studies |
Principal Investigator |
立石 博高 東京外国語大学, その他部局等, 学長 (00137027)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
北村 暁夫 日本女子大学, 文学部, 教授 (00186264)
八尾師 誠 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (20172926)
篠原 琢 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (20251564)
千葉 敏之 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (20345242)
林 佳世子 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (30208615)
金井 光太朗 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (40143523)
臼杵 陽 日本女子大学, 文学部, 教授 (40203525)
工藤 晶人 学習院女子大学, 国際文化交流学部, 准教授 (40513156)
吉田 ゆり子 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (50196888)
工藤 光一 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (80255950) [Withdrawn]
池田 嘉郎 東京大学, 人文社会系研究科, 准教授 (80449420)
相馬 保夫 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (90206673)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 西洋史 / 東洋史 / 日本史 / 文化遺産 / 歴史認識 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究計画の最終年度にあたる平成26年度は、研究班D(「〈文明化の使命〉思想と〈オリエント〉における文化遺産の発掘」)が担当する研究課題の推進を中心に据えると同時に、本計画に属する研究者各自の研究成果をまとめ、相互の成果の共有をはかりつつ、まとまった成果として公表するための最終的な準備を行なった。6月21日には東京外国語大学本郷サテライトで第1回国内研究会を実施し、これまでの研究の進捗を確認するとともに、今年度の研究計画の確認を行なった。当初予定していたイスラエル(エルサレム)での国際シンポジウムは、折からの治安悪化に鑑みて断念し、急きょ2月にトルコ共和国のイスタンブールにおいてこれに代わる国際セミナーを開催するための準備にとりかかった。国際セミナーの準備や現地研究者との連絡には、主に、トルコ史を専門とする林があたった。これらの準備を踏まえ、2015年2月13日、イスタンブール市内にて、「危機にさらされる文化遺産―日本とトルコの経験から」と題する国際セミナーを、東京外国語大学とトルコ文化財団(TCP)との共催で開催した。本セミナーでは、日本、トルコ双方の報告者が、日本の木造建造物の保全、チェコの歴史建造物の保全、トプカプ宮殿博物館の地震対策(とくにアジアの陶器コレクション部門)、トルコにおけるオスマン朝時代の文化遺産の保全をめぐる問題などについて報告を行なった。本セミナーを通じて、文化遺産と歴史認識をめぐる互いの考え方の違いや共通点を確認し、今後の共同研究への土台をつくることができた。本セミナーの成果を含めた、本研究計画の4年にわたる研究の最終的な成果は、目下、次年度(2015年度)の公表(出版)に向けた準備を鋭意進めているところである。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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