2013 Fiscal Year Annual Research Report
金融リスクの分析モデルの高度化とリスクマネジメントへの応用
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23243040
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Research Institution | Meiji University |
Principal Investigator |
刈屋 武昭 明治大学, その他の研究科, 教授 (70092624)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佃 良彦 東北大学, 経済学研究科(研究院), 教授 (10091836)
前川 功一 広島経済大学, 経済学研究科(研究院), 教授 (20033748)
山村 能郎 明治大学, その他の研究科, 教授 (60284353)
乾 孝治 明治大学, 公私立大学の部局等, 教授 (60359825)
田野倉 葉子 明治大学, その他の研究科, 准教授 (60425832)
神薗 健次 長崎大学, 経済学部, 准教授 (70336147)
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Project Period (FY) |
2011-11-18 – 2014-03-31
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Keywords | 金融リスクマネジメント / 信用リスク / 国債価格モデル / 社債価格モデル / 金利の期間構造 / ディフォルト確率の期間構造 / 市場格付け方法 / 信用価格スプレッド |
Research Abstract |
課題「金融リスクの分析モデルの高度化とリスクマネジメントへの応用」に対して次の目的別研究を実施。 【目的1】信用リスクの分析モデルの高度化と応用 (社債価格から倒産確率の導出、応用) 前年の日本の約1600の各月の社債価格データと、各月の国債価格データをもとに、分析期間を2005.9から2013.3拡張し、倒産確率の期間構造の分析をした。そのもとに、個別社債に対して基準化信用リスク価格スプレッド(SCRIPS)の測度とそれに基づく市場信用格付け指標を提案し、それに基づく分析を実施。さらに格付け推移の変動分析を行った。その分析法を米国エネルギー関係企業の社債に拡張した。 【目的2】金利リスクの分析モデルの高度化と応用 (国債価格から金利の期間構造の変動モデル、応用)米国国債価格と金利の包括的分析をさらに進め、2006.4から2011.3 の月次分析に基づく金利の期間構造と銀行間取引金利と比較し、モデルの有効性を検証した。クロスセクションSURモデルを時系列化する日本国債価格の予測モデルを構築し、予測のパフォーマンス分析をした。 【目的3】市場リスクの分析モデルの高度化と応用 (分散・相関変動株式モデルの定式化とリスク量の計測)アジアを中心とした債券市場の利回り変動を動的相関変動モデルによって分析した。また世界市場との共和分分析を行い、香港・シンガポール市場の利回りと世界市場の利回りとの共和分性を検証した。また誤差項がGARCHプロセスに従う時系列回帰分析の構造変化に関して変化点の区間推定法を提案した。 これらの結果を内外のコンファランスで積極的に報告した。また25年度は最後の年度として、スタンフォード大学Duffie教授、フライブルグ大学Eberlein教授などを招聘し、京都大学と共催の国際コンファランス「金融システム、金融リスクマネジメント、金融計量分析法、年金投資分析」(3月25―27日)を開催した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(35 results)
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[Presentation] Asian Bond Market Development2013
Author(s)
Yoshihiko Tsukuda, Tatsuyoshi Miyakosh, Junji Shimada
Organizer
The 13th Science of Council of Asia;"Science in Asia: Facing the Challenges of AEC 2015"
Place of Presentation
Bangkok, Thailand
Year and Date
20130507-20130509
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