2013 Fiscal Year Annual Research Report
人と組織に着目したグローバル企業によるイノベーション創出の国際比較研究
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23243059
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Research Institution | Doshisha University |
Principal Investigator |
中田 喜文 同志社大学, 総合政策科学研究科, 教授 (50207809)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
張 星源 岡山大学, 社会文化科学研究科, 教授 (10304081)
古田 克利 関西外国語大学, 外国語学部, 講師 (20612914)
宮本 大 同志社大学, 経済学部, 准教授 (30434682)
竇 少杰 立命館大学, 経営学部, 助教 (30600556)
藤本 哲史 同志社大学, 総合政策科学研究科, 教授 (50278313)
宮崎 悟 国立教育政策研究所, 教育政策・評価研究部, 主任研究官 (90533373) [Withdrawn]
田中 秀樹 青森公立大学, 経営経済学部, 講師 (90567801)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 技術者 / 研究開発 / グローバル化 / 日本企業 / 国際比較 / 生産性 / 処遇 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度において、以下の活動を行い、成果を得た。
1)日本国内の2産業(電機機械、自動車製造)の企業、技術者管理職、技術者の3層に対するアンケートデータを用いた、技術者の生産性とその企業による評価について、それらがどのような要因によって影響を受けているかについて分析を行い、その成果を取りまとめた。 2)技術者の生産性は、本人の能力、やる気、職場環境、仕事と能力の相性、および技術者が所属する企業の経営特性の5要因に影響を受け、また、彼らの処遇は、この生産性に強く影響されていることが確認できた。 3)また、これらの成果は、学術研究書として出版可能な原稿を作成した。目下出版社と本成果の出版について交渉中であり、本年度中の出版を計画している。 4)海外の技術者に関する比較可能なデータを入手するためにドイツ電機・電子・情報機械協会(VDE)と連携して、日本で行ったと同じ技術者アンケートを実施し、ドイツ技術者に関するデータセットを完成させ、分析を行った。 5)今までの研究成果をさまざまな形で社会還元した。特に学会と実務家(業界団体や労働組合)に対して、成果を報告あるいは出版物等のさまざまな形で還元した。 6)また、研究成果のうち、政策形成に活用できるものは、その部分を取出し、文科省やJST、あるいは経産省のIPA等で、報告し、活用を促した。 7)技術者の中でも、ソフトウェアの開発・製作に携わる、ソフトウェア技術者は、その他一般の技術者とは活動内容が異なり、さらには近年社会経済のさまざまな面で、ソフトウェアが重要な役割を担っているので、特に彼らに注目した分析も開始して、今後の研究の発展の方向を探査し始めた。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(15 results)