2013 Fiscal Year Annual Research Report
基礎疾患をもつ子どもへのDVTMを用いた日常の身体症状緩和および教育効果の検討
Project/Area Number |
23243088
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Research Institution | Aichi University of Education |
Principal Investigator |
福田 博美 愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (90299644)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
永石 喜代子 鈴鹿短期大学, その他部局等, 准教授 (20335128)
石井 美紀代 西南女学院大学, 保健福祉学部, 准教授 (60289600)
中井 大介 愛知教育大学, 教育学部, 講師 (20550643)
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Project Period (FY) |
2011-11-18 – 2014-03-31
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Keywords | 特別支援 / 二分脊椎 / DVTM / 身体症状緩和 |
Research Abstract |
特別支援学校に通う子どもの身体症状を明らかにする目的で、二分脊椎症の子どもの担任、養護教諭、看護師、保護者から、①身体不調のよくある症状、②学習への影響する身体症状について調査し分析した。①身体不調のよくある症状の上位項目として、「担任」手足の冷え 肩こり 疲れ、「養護教諭」手足の冷え 疲れ 頭痛、「看護師」手足の冷え 疲れ 頭痛、「保護者」疲れ目 手足の冷え 疲れの症状があった。その他にも、朝の不調、不眠、手足のむくみ、手足の痛み、腹痛、下痢などがあった。②学習への影響する身体症状の上位の項目としては、「担任」手足の冷え、肩こり、疲れ、「養護教諭」手足の冷え、腹痛、 食欲不振、疲れ、頭痛、肩こり、「看護師」手足の冷え、疲れ、下痢、だるい、「保護者」疲れ、下痢、手足の冷えであった。その他には、朝の不調、手足のむくみ、不眠などがあった。「担任」「養護教諭」「看護師」は身体不調のよくある症状、学習への影響する身体症状の第1位として手足の冷えを挙げていた。このことから、手足の冷えを改善することにより、教育効果が得られる可能性が窺えた。 DVTM式リンパマッサージによる身体症状の改善及び教育効果の検討として、以下の身体的・心理的な測定を行った。成人男性においては、下肢のむくみについて、ECW/TBWが0.40以下でリンパ浮腫でない健康な状態であっても、リンパドレナージを行うことで下肢のECW/TBWは時間経過とともに減少がみられた。また、下肢の主観的な疲れやだるさの改善があった。リラクゼーションは、Affect Gridの主観からは快・不快については、リンパドレナージ直後は快に向かう者が多かった。しかし、脳波のα波の割合が時間とともに増加した者はおらず、LF/HFからはリラクゼーションに向かう傾向は少なかった。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(6 results)